Mission, Vision, Value
Mission
Make it Alive!
当社は、”Make it Alive!”をMissionとして掲げ、 細胞を利用した科学・産業・人、そして、地球全体の未来を活性化させるため、 新時代の新しいモノづくりにおける「細胞の品質管理」を支える会社です。
最近、ニュースなどで再生医療や培養肉など「SFのような未来」が近づきつつあります。 再生医療は、これまで治療が困難だった疾患の治療を可能にする次世代の医療です。 培養肉は、環境破壊や食料問題を解決する全く新しい概念の食を世界に届けます。
そんな未来を担うのは、100分の1ミリ程度の、私たちの体を構成する『細胞』です。 体の中でしか生きれなかった細胞を、工場で大量に製造する新しい産業、「細胞を使ったモノづくり」が始まっているのです。 近い未来、自然や環境を破壊して得なくてはいけない原料や素材、石油資源に依存した合成品、作ることが難しかった薬などが、「生きた細胞」を製造することで得られる未来が開かれつつあり、その可能性は無限大です。
しかしまだ、その未来はずいぶん遠くにあります。いつまでも「未来のまま」で良いのでしょうか。
当社は、「細胞を製造する未来の産業」を少しでも早く、そして確実に実現したいと思っています。
そのために、名古屋大学の研究成果を軸とした、あらゆるデータ・技術・人を結びつけた先端データサイエンス・AI技術によって、様々な産業の「細胞を用いた新しい挑戦」を支え、今よりもっと細胞が身近な存在となる世の中を目指しています。
Vision
Create・Connect・Change
当社は、細胞のミライに向けて3つの「C」を実現します。
- Create ~ 高度な品質管理で「品質」という価値を創ります
- Connect ~ データ解析で「世界の科学」と「人々の夢」を繋ぎます
- Change ~「細胞がある日常」へ世界を変えていきます
Value
Quastellaの5つの価値観
革新を
忘れずに
プロとして、
誠実に
信念を大切に
挑戦しよう、
前向きに
そして、
楽しもう。
社名に込められた想い
我々の社名「Quastella(クオステラ)」は、 Quastellaとは、『品質 Quality』と『星 Stella(ラテン語)』を合体させた造語です。
クオステラという音には、『星座(Constellation)』への連想も願っています。
我々が扱う情報(データ)は、 一つ一つではわからないことも、繋げて絵にすると深い意味を持ちます。
無数の星をつないで星座を描くように、無数の情報の中から、本質的な情報を見つけ出し、つなぎ、見える形にしていく作業が、 クオステラが目指す情報解析だと考えています。
そして、満天の星空にたくさん星座を描いた人たちのように、 無数の情報の中から、たくさんの意味を描き出し、夢や希望の実現に繋げていきたい。 会社としても、星のように輝きながら、いろいろな人をつないでいきたい。
それが私たちの会社をスタートさせた想いです。
Quastella が考える細胞培養DX

培養を知る為のインプロセスデータ「細胞画像」
細胞培養DXの課題は、培養プロセスがブラックボックス化していることです。培養中のデータを取得・可視化することで、品質向上とプロセスの最適化が可能になります。特に、細胞画像を活用したインプロセスデータの取得が、培養の理解を深め、的確な改善につながる鍵となります。

ベストを定義するよりも「いつもと同じ状態かどうか」
「ベストな状態」よりも「いつもと同じ状態」であるかを確認することが重要です。細胞培養では、過去の成功例と比較し、現在の状態が基準内かを判断することで、安定性と品質管理を向上できます。そのためにはデータの継続的な蓄積が不可欠で、異常検知やプロセス改善、新たな基準構築にも活用できます。

目指すべきは「誰でもできる改善活動」
品質管理には、専門知識や経験に依存しない「誰でもできる改善活動」が必要です。知識に頼る継承は難しく、大規模な細胞培養の実現には限界があります。私たちは培養データを活用し、状態を正確に測定することでデータドリブンな評価を実現。これにより品質管理を標準化し、高品質な成果物の安定的な提供を目指します。
沿革
役員

代表取締役CEO
竹本 悠人(Yuto Takemoto)
- 博士(創薬科学)
- 名古屋大学大学院創薬科学研究科博士後期課程修了
- 複数のビジネスピッチコンテストにて受賞:AICHI NEXT UNICORN LEAGUE 第3位(2024年)、GLOW Pitch(2024年)最優秀賞/NICT賞受賞、CNBベンチャー大賞 最優秀賞(2024年)、起業家万博(2025年)JICT賞・JETRO AWARD・スピーダ賞

取締役 CTO、創業者
加藤 竜司(Ryuji Kato)
- 博士(工学)
- 名古屋大学大学院創薬科学研究科 准教授
- 当社コア技術に関する研究により、2022年日本ものづくり大賞経済産業大臣賞受賞、日本再生医療学会・日本生物工学会からも表彰
- ISO-TC276 Expert (細胞製造プロジェクトリーダー)
- 細胞製造標準化活動JIS Q2101の原案作成委員長

取締役 COO
坂田 康明(Yasuaki Sakata)
- 公認会計士・税理士
- 経営管理体制支援:さつきアドバイザリー代表取締役
- ライフサイエンス分野スタートアップでの会社支援経験
会社情報
- 研究・開発: 3名
- 総務: 2名
- インターンシップ: 複数名
- 監査役: 1名
- データ解析
- プラットフォーム開発
- プラットフォームに関するコンサルティング
Laboratory of Cell and Molecular Bioengineering
細胞分子情報学分野(加藤研究室)
国立大学法人東海大学機構 名古屋大学 大学院創薬科学研究科
464-8601 名古屋市千種区不老町名古屋大学創薬科学研究館302